ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 2章 段落165 [2019-05-14]


165 A number of years ago an acquaintance who had been feeling unwell, consulted a doctor. The doctor's diagnosis was that she was suffering from a serious heart condition, and that her teeth were so badly infected they would all have to be extracted. Naturally, she was very distressed by the diagnosis; and came to discuss it with me, asking for advise.
165 何年も前のことですが、長く気分が良くないと感じていた一人の知人が、医者にかかりました。その医者の診断は彼女が深刻な心臓の病を患っていること、また歯は細菌によりひどく感染している為、全て抜かなければならないだろうというものでした。当然のことながら、彼女はその診断によって大変心を痛め、助言を求めて私の所に相談に見えたのです。




【解説】
本例のように、アダムスキー氏のもとには生徒や知人など多くの人から相談事が寄せられていました。同乗記その他の著作の署名に"Professor"と記されていたのは、アダムスキー氏のこのような人生の導き手、教師としての長年月の活動があったことに由来しています。
このように悩める者、迷う人をより安定した道程に引き上げ、導くことは古来、多くの宗教指導者が行って来たことであり、このような事例をつうじて、人々の抱える問題点や課題を知ることによって、氏の哲学教義が私達現代の一般人に適したものになって行ったということでもあるのです。
もちろん、既に多くを学んだ私達は、今度は後に続く者を導く役割を果たさなければなりません。周囲に課題を抱えている同胞があれば、積極的に相談相手になり、その者が光明を見出せるよう、陰ながら応援することが大切です。


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