ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 2章 段落162 [2019-05-09]


162 In man, as in the flower bed, the same atoms merely form new cells. Remember the law of affinity, the action of attracting and repelling, is the foundation of the universe. And these tiny atoms, so complete in themselves, obey unquestioningly the Cosmic Intelligence which, through the Mother principle, Matter, has brought them into being. They do not lose their individual identity, but rather, add one more experience through the new manifestation.
162 人においても花壇におけるのと同様に、同じ原子群が新しい細胞群を形成するだけです。親和の法則、即ち吸引と反発の作用が宇宙の基礎であることを忘れないで下さい。そしてこれら微細な原子達は、それら自身が完璧である為、宇宙英知に疑問を挟むことなく、従い、母性原理である物質を通じて生を受けています。それらは自らのアイデンティティを失わず、むしろ新たな創造を通してもう一つの体験を加えるのです。



【解説】
原子一つ一つが記憶を保持するという事柄は、単に分散する原子各々に想念が記録されるということではありません。膨大な数の原子達が時々の宇宙的な意図に従って互いに結合し、物体を構成する中で、その個体を通じて発信される想念波を同調・記憶するということが重要なのです。
おそらくは鐘楼の釣鐘の音の振動が釣鐘を構成する銅の原子の全てに染み渡るように、私達各自の発する想念は私達の身体各部を構成する原子に等しく行き渡るものと思われます。
こうした想念に晒された原子は良くも悪くも私達の自我(エゴ)と同じ体験を積むということになるのです。従って日々高品位な想念を保つことは、これら原子達の最上位に位置する私達の最も重要な役目ということになります。


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