ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 1章 段落154 [2019-04-22]


154 Our gardens furnish a very understandable example of this law in operation. The flower matures, broadcasts its seed, then dies. Through decomposition, the plant will return to the dust from whence it came; thereby releasing into the soil and the atmosphere, the atoms which once formed its body.
154 私達の庭はこの法則が働いている大変分かりやすい例を提供して呉れています。花々が円熟し、その種を散らすとやがてそれは死にます。分解を経て、その植物はそれが生まれたチリに還ることでしょう。その結果、かつてその身体を形づくった原子群は土や大気に解放されるのです。



【解説】
このように分子・原子が私達の身体も含め、あらゆる生きものを形作り、その生存を担う一方、その生きものの役割の終わりとともに再び元の状態に戻り、次なる創造に備えるという訳です。このように外見上は万物は消長を繰り返し、変化するもののように見えますが、実際にそれを担う分子・原子達の存在は変わることはありません。何ら変化することなく、各創造物の一員であった時の経験を積むのです。
即ち、万象を分子・原子のレベルで見れば、それらは知性を保ち、一糸乱れぬ調和の下、行動をとる等、驚くべき活動を行っています。膨大な数の個体が一斉に同期した行動をとる等、法則の実現を担っているのです。
これらの状況を古来の人々は山川草木万物に神宿ると洞察していたものと思われます。季節の移り変わりの中で繰り返す植物や動物の死と復活の様子から、私達は本項の内容を学ぶ必要があります。


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