ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 1章 段落153 [2019-04-19]


153 Primal Matter, the Mother principle of creation, preceded form . . . and is indestructible! Through the law of attraction and repulsion the tiny atoms composing matter are gathered together to build a form; but eventually that form will disintegrate and the atoms will be set free, to be used again in manifesting yet another form. For, "dust thou art, and unto dust shalt thou return," Gen. 3:19.
153 創造の母性原理である原始の物質は形に先立って存在し、それは不滅のものです。吸引と反発の法則を通じて物質を構成する小さな原子は形あるものを作り上げる為、集められているが、いつかはその形あるものは分解し、その原子は自由にされます。更に別の形あるものを再び現出するのに用いられる為に。何故なら「汝はチリゆえにチリに帰る」(創世記第3章19節)からです。



【解説】
何かが創造される時には、様々な要素がその創造作用に向かって集積し、新しい形あるものを形成します。春の芽吹きはその動きの早さに驚かされるものです。以前、竹林で竹の子を見たのですが、1時間ほどの間にも何センチか伸びたように思えたものです。
春は創造の季節でもありますが、その間に内部で起こっている創造の出来事は実に大規模で活発なものとなっています。これらはいずれも一度、分子原子が活動期になると驚くべき速さで創造作用が生じるのです。
このように創造を担う分子原子ですが、やがてその役割を終えれば次なる創造への準備としてその物体を崩壊・解放します。私達自身もこれら一連のサイクルの中の一コマとして生かされているのです。


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