ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 1章 段落146 [2019-04-10]


146 Another good example of telepathic exchange between human and inanimate nature, can be found in people who possess what we call a green thumb. Everything grows abundantly for them, for while they are planting they unconsciously commune with the soil and the seedlings. You will notice these people know each plant intimately, pointing with pride to those which are thriving, and feeling concern for the plight of the sickly.
146 人間と無生物との間のテレパシー的交流のもう一つの良い例は、いわゆる園芸の達人とされる人々に見い出すことが出来ます。それらの人々の為に全てが豊かに育ちますし、彼らが植えている間も、彼らは無意識に土や種と会話します。皆さんはこの人々が親しく個々の植物を知っており、すくすく育つもの達を誇らしく指差し、また、病いの苦境にあるものに対しては気に掛けていることに気付くことでしょう。



【解説】
本項に関連して思い出すのは、ルーサー・バーバンクのことです。エジソンと同時代の育種家バーバンクの業績については、日本でもトゲ無しサボテンは有名ですし、他にもアイダホポテトやシャスタデイジー等々が知られているところです。
植物と話が出来ると称されたこの育種家の著作は、日本でも戦前であったかと思いますが、"Training of Human Plant"(現在では"ヒト科植物の育て方"として発刊されています)が出版される程、注目されたときもありました。そのバーバンクは無数の植物の苗から最も適したものを瞬時に選び出し、交配させて次々に新しい品種を造り上げて行ったとされています。おそらく、その行動は本項で説くように、生物・無生物に係らず、相手と意思疎通が出来た人であった筈です。
同様に実は私達自身も幼年期はこれら植物達と意思疎通を行っているように思えてなりません。何処の幼稚園や小学校を見ても、皆、元気に花を咲かせる植物達が立派な姿を見せているのには、不思議な感じがしていたからです。
幼稚園その他の脇を通るたびに、例外なく豊かな花をつけている木々を見ることが出来るのは、園児達の素直な心と植物達が共鳴している姿のように思うからです。こうした高品位の想念のある所には、自ずと高品位に植物が育つということでしょう。


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