ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 1章 段落140 [2019-04-02]


140 If we trace this feeling to its source, we will find one of two things. Either a tragic or terrible incident, involving the destructive emotions of intense fear and vehement hatred, occurred here, which impinged these emotions upon the cells (or atoms) of the house; or the thought-patterns of former occupants, or of those now living here, have filled the atmosphere with hatred, greed, selfishness and animosity. In either case, if people live continually surrounded by these strong emotions they will be affected adversely by them. It can, and usually does, bring dissension into their lives.
140 もし私達がその源泉に向かってこのフィーリングを辿るなら、以下の二つの事柄のいずれかを見い出すことになるでしょう。強烈な怖れと激しい憎悪の破壊的感情が含まれた悲劇的あるいはひどい事件がここで起き、それがこれらの感情をその家の細胞(あるいは原子)にぶつけたか、あるいは以前の居住者、または現在ここに住んでいる者達の想念パターンが辺りの雰囲気を憎しみや貪欲、わがままや恨みで満たしているのです。いずれの場合も、もし人々がこれら強い感情に囲まれて継続的に暮らしていると、それらによって悪影響を受けることになるでしょう。それは人々の生活に不和をもたらす可能性がありますし、通常は実際、そのような影響を及ぼしているのです。




【解説】
この例から考えても私達は絶えず自分の周囲の残留想念からも人知れず影響を受けていることが分かります。また、同様に私達自身が過去に発した想念も物体に染み付いてその周囲の人々に影響を与えている訳です。
よく知られているように地球には苛酷な歴史があり、近年だけでも大きな戦争が続いています。そのような環境からは決して良質な想念は生まれず、憎しみや怒り、悲しみや苦しみという生命本来の波長とは異なる低次な想念しか生まれません。こうした惑星の中にあっても本来の想念波動を発する人は闇の中の松明のような存在、人々を導く光となるべき人達です。
「宇宙哲学」の本の表紙はこの松明が表現されており、これらアダムスキー氏の書籍が人々を導く光となることを暗示しています。


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