ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 1章 段落139 [2019-04-01]


139 From the outside the house may appear very attractive. Upon entering we may find ourselves in a spacious, well-furnished room, with large windows offering a wide view of a peaceful countryside. But with the crossing of the threshold a strong revulsion, a deep depression, or in some cases an almost tangible feeling of hatred seems to fill the air around us. This disquieting effect will disturb us as long as we remain in the house.
139 その家の外側からは大変魅力的に見えるかも知れません。中に入ると私達は広々して上等な家具に彩られた部屋があり、大きな窓が平和な田園風景を見せています。しかし敷居を跨ぐや、強い反感と深い憂鬱、またある場合には肌で感じるような憎しみの感も私達の周囲に満ちているように思えます。この胸騒ぎの影響は私達がその家に留まる間中、私達を掻き乱すことでしょう。




【解説】
家というものは住人の放つ想念が染み込んでいると言えるでしょう。人が家の中に入って感じる雰囲気は物体である家の各部に染み込み、残留している住人の想念波動を感じ取っているという訳です。これについてはアダムスキー氏が英国を訪れた際、著名な城や教会を案内された時、中に入るのを断ったという逸話が伝えられています。それ程にアダムスキー氏は残留想念にも鋭敏であったということです。
同様に私達の周囲にも様々な歴史的な遺物もありますが、昔の戦いで残虐な殺戮があったところ等、あえて立ち入る必要もありません。むしろ大自然の調和の中でリラックスした方が遥かに健康的と言えるものです。
この地球の歴史は争いや殺戮が多く詰まっており、私達はこうした過去から反省することはあっても学ぶべきものはないと言えるかも知れません。それに代わって、未来や宇宙に目を向けて生命活動を探求することが有意義な道と言えるようです。


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