ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 1章 段落138 [2019-03-29]


138 While this combination of thought vibrations bombarding us at all times staggers the imagination, if we take one vibration at a time it becomes understandable. A common example of how thought, or violent emotion-bear in mind that emotion is the expression of strong thought-will impregnate itself upon matter, can be found in the atmosphere of a dwelling.
138 この想念波動の組み合わせが常に私達に衝突して来るということは想像力をも驚かす一方、私達は一度に一つの想念を捉えるようにすれば、その想念は理解できるものとなります。想念ないしは激しい感情、即ち感情とは強い想念の表れであことを覚えていて欲しいのですが、よくある例として如何にしてそれらが物体にしみ込むかは、住居の雰囲気の中に見い出すことが出来ます。




【解説】
おそらく想念は釣鐘の音のようにその帯びたものに長らくその振動は留まるものと思われます。そしてまた、それが振動している間は周囲のものに少なからず影響を与えるということでしょう。私達は感受する想念についてもそれが同調すべきものか避けるべきものかを注意して、受け入れるべきもののみに着目する必要もあるのです。
同時に私達自身が発する想念はまた、他人にも大きな影響を与えることをよくよく自覚することが必要です。もちろん、自分自身の細胞が最も影響を受ける訳ですが、それは自業自得としても、他の者に悪い影響を及ぼすことは厳に慎まねばなりません。一方、優れた上質な想念は広く拡散することで多くの生きものの為になりますし、これら良質な想念を発することが善行でもあるのです。
このように想念は物体に残留する為、私達は物体からも影響を受けることは十分に有り得るのです。そういう意味では私達の感受力が高まるにつれて、高次なものより、低次元の残留想念についても感受し易くなる為、より一層の精進が必要だということになります。


第2部 1章 段落137 [2019-03-28] <<  |  >> 第2部 1章 段落139 [2019-04-01]