126 By this I do not mean we should accept every unusual thought which enters the mind as being of a universal nature; for as we progress in this study, we will learn that thought comes from many different sources. We have been accustomed to thinking of thoughts as coming only from other human beings; when in fact they eminate from Cosmic Cause, from the very atoms of our bodies, and from all phases of nature. It is obvious therefore, that man should be extremely selective about the thoughts he entertains in his mind.
126 このことで私は私達が心に入って来るあらゆるいつもと異なった想念を、宇宙的性質を持つものとして受け入れるべきだと言っているのではありません。何故なら、私達がこの学習を進めるにつれて想念は多くの異なる源から来ることを学ぶことになるからです。私達は想念は他の人間から来るように思い馴らされて来ました。しかし実際には、想念は宇宙の因から、また私達の身体の中のまさに一つ一つの原子から、そして自然の全ての側面から発せられています。それ故に、人は自分の心を喜ばす想念については極めて厳密に選択する必要があるのです。
【解説】
全ての行動の発端は想念にある訳で、私達は想念の影響下にあると言えます。そしてその想念も感受する全てが妥当なもの、的確なものとは言えないところが難しいところです。様々な源泉から想念は発せられており、適切なものに同期する一方、そうでないものはいち早く捨て去る必要があるのです。
この瞬時の見極めの為には、各自の心はあらかじめ偏ることなく、冷静で落ち着いた状況であった、その想念の帯びる雰囲気に鋭敏であらねばなりません。私達がどのような想念を取り入れるかは、その想念と生死を共にするくらいの覚悟が本来必要な程、重要な事柄なのです。
こうして何回かの体験を経て、どのような想念が建設的アイデアか、将来を拓くヒントであるかを分かるようになるものと考えています。そういう意味では失敗事例こそ、多くを学ぶべきかと思うのです。
第1部 4章 段落125 [2019-03-05] <<
|
>> 第1部 4章 段落127 [2019-03-13]