ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落118 [2019-02-22]


118 This story of creation is not confined to our small planet, as we have been led to believe, but encompasses the entire Cosmos. All creation, from the firmament or sky (ether), through the varying states of density to minerals, was first a thought followed by the forming of matter (atoms) to produce the effect. Matter in this sense is not restricted to tangible manifestation, but refers to the Mother principle in creation. From the Father principle, or Creator, and the Mother principle composed of force, or matter, comes the Son, or all manifestation.
118 この創造の物語は、私達がこれまで信じさせられていたように、私達の小さな惑星に限定されるものではなく、全宇宙を包含するものです。天空あるいは大空(エーテル)から、様々な密度状態を通じて鉱物に至る全ての創造物は最初、想念であり、その後に結果を作る為の物質(原子群)の形成が続きました。この場合、物質は手に触れられる創造に限らず、創造の母性原理をも示唆しています。創造主すなわち父性原理、そして力或いは物質からなる母性原理とから、その息子即ち全創造物が生まれます。




【解説】
"満天の星"という表現がありますが、宇宙には文字通り無数の世界が広がっています。その星一つ一つが私達の太陽系である訳で、宇宙は驚くべき数の惑星で満たされていることが分かります。"Many Mansions(多くの館)"とありますが、その数は莫大です。
また、宇宙空間は創造の場でもあります。アダムスキー氏は同乗記の中で暗黒の宇宙空間で起こっている諸活動、例えば"宇宙ホタル"とも称された無数の光体活動その他を目撃しています。それらは外宇宙が単に、空間(void)でなく、様々な物質が存在し、活発な活動が起こっている創造の揺りかごであることを伝えています。
本項で記されていることは、これらは共通した創造主の意思(想念)に基づく活動であり、私達各人はその成果物であり、息子であることです。イエスが度々、"父"と表現した由来はこのことにあるのです。


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