ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落110 [2019-02-06]


110 The question will now arise; if thought is merely a ray of energy produced by chemical action, what is mind?
110 そこで質問が上がるでしょう。もし、想念が化学反応によって造り出された単なるエネルギーの光線だとすれば、心は何であるかと。





【解説】
本講座を通じて私達は自らの想念や心というものの正体を突き止めることが求められています。その探求の途の手助けとして、要所要所で著者は私達に考える為のヒントを授けているのです。
重要な点は各自、自らの心と想念の働きについて調べることです。自らを実験台として毎日、それらがどのように作用しているかを観察し、実態を把握することです。従来の座禅その他の修行もまた、こうした一連の訓練の意義を持つものと思われます。
その上で、本講座を読み進み、著者が与えるヒントや解答と比較して、理解を深めることです。ただ、書物に記されている事柄を覚えるだけでは、その持つ意義は十分に理解することは出来ません。ご自身の探求の結果、得た答えと著者が示す答えが一致して初めて納得が得られ、不動の知識となるのです。真理は各自で立証される必要があるのです。



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