ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落109 [2019-02-05]


109 Thought is not sent out in one straight line as a bullet travels from the barrel of a gun. It goes out in billions of straight lines in all directions. We may imagine a thought as a spark of light, with radiations extending as an equal force in all directions; giving the impression of a sphere at any point of its expansion. And like light, a thought vibration once created, will extend indefinitely unless intercepted by some object capable of absorbing and dissipating that particular ray of energy.
109 想念は鉄砲の銃身から打ち出される弾丸のように一本の直線として送りだされるのではありません。想念はあらゆる方向に向けた何十億の直線のように外に出て行くのです。私達は光のスパークのように拡大する過程のどの地点でも球体に見えるような、あらゆる方向に等しい力を広げながら拡大するものとして想念を想像しても良いかと思います。そして光のように、一旦造り出された想念波動は、そのエネルギー線を吸収し、消失することが出来る物体によって遮られない限り、無限に拡がって行くのです。




【解説】
本項では想念がスパーク光のように周囲に拡散して伝播される様子を私達に説いています。本人としては何らかの対象を思って放出した想念も、実際にはその者の周囲に万遍に放出されているのです。
また、これら想念が宇宙くまなく進行して行くことも重要です。波動である想念はやがては反射してその発信源に戻って来る訳で、当然ながらその発信源にはそれら戻りの想念波が集中し、その作用は大きなものとなってしまうことでしょう。良き想念は発信者に最も良い影響を与えるとも言えますし、また逆も同様です。
私達は自分の中のこれら想念の生成、放出機構について詳しく知るところではありませんが、想念・印象の持つ作用については、十分に学び取る必要があります。丁度、自動車の駆動メカニズムは知らなくても、当面、運転には困らないのと同様です。より重要なのは、与えられた自動車を安全に運転することであり、想念についても先ずはその取扱に十分注意し、与えられた環境を有り難く享受することが重要となります。


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