ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落103 [2019-01-28]


103 As we take up the subject of telepathy, or thought-transference, we must learn something of thought itself. To do this requires an understanding of the universe in which we live, for man is a product of Nature; and in his natural mental state, aligns himself with its laws either consciously or unconsciously.
103 私達がテレパシー、想念移動の課題を取り上げる際、私達は想念自体についての事柄を学ばなければなりません。これを為すためには、私達が住む宇宙についての理解が必要です。何故なら、人は大自然の産物であるからです。そして人は自然な精神状態において、意識的或いは無意識に自分自身をこの諸法則に従わせるのです。





【解説】
注目したいのは、想念や印象自体、宇宙的なものということです。つまりは宇宙空間こそその主たる活動の場であること、またそれに生命の息吹そのものを委ねている生き物すべても宇宙的ということです。かつてイエスは"私はこの世のものではない"と「語りましたが、それは肉体は地上の構成物から成っているものの、肝心の生命の本質は宇宙に属するということを述べたように思います。
従って、想念・印象を取り扱うテレパシー能力はとりもなおさず宇宙について学ぶことであり、宇宙と交流することにもなるのです。
私達の身体各部の活動も、これら宇宙的波動に同調同期して行われるということでしょうし、今度は私達の心の中もそのような状態に改質することが求められているのです。


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