ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落097 [2019-01-18]


097 Normally, we are not aware of these thoughts; and we would indeed live in a slow-motion world if every action had to be expressed consciously in this manner. Yet no movement or action is possible without first having a blueprint drawn and an order given. The command for every physical move must first be a thought in the mind.
097 普通、私達はこれらの想念には気が付きません。また、もし一つ一つの行動が、このように意識的に表現されなければならないとしたら、私達は確かにスローモーションの世界に生きることになってしまいます。しかし、最初に青写真があり、指令が与えられなければ、どんな行動も不可能です。あらゆる肉体の動きに対する指令は最初に心の中の想念でなければならないのです。





【解決】
私達の日常は本項に記されているように、半ば自動的に進んでいます。もちろん、そこに至るまでの道程には、私達自身の長い修練の期間があったのですが、今日ではそれらを意識することなく、円滑に進められる状況になっています。
しかし、その結果、私達の日常は習慣や惰性の産物と化しています。幼児の時代は歩く一歩でさえ、それが嬉しかったのですが、大人になってからは、それらの感激はありません。代わって諸事に煩わされ、横暴になった心の奴隷となっているのです。
私達はこれらの現状から何を学ぶべきでしょうか。その一つのキーは、絶え間ぬ向上心にあると考えています。進歩を止めた人間は退化、衰退の道を下るのみです。唯一、変わらぬ向上心のみがその者を進化させる原動力になります。
私達はこれまでこうした肉体を文字通り”生けるもの”として来た心と肉体の発達の段階から、次なる段階、即ち宇宙的想念・印象の感受と同期という分野で生長を遂げる必要があるのです。


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