ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落096 [2019-01-17]


096 For instance: you are reading. When you reach the bottom of the page you will turn it and continue to read. Yet, before your hand made the slightest move to turn the page, your mind first had to formulate the thought, "This is the end of the page. Turn it and continue reading the next."
096 例えば、貴方が本を読んでいるとします。貴方がそのページの最後に到達したら、貴方はページをめくり、次を読み続けるでしょう。しかし、貴方の手がページを返そうとわずかな動きをする前に、貴方の心は最初にその想念を形作る必要がありました。「ページの終わりだ。ページを返して次を読み続けよう」と。




【解説】
日常の何気ない行動も、それを実行するには私達の心が肉体各部に指示を出しているという訳です。氷上のフィギャースケートで優雅に飛翔を遂げる選手の姿など、如何にこの心の作用が円滑にかつ緻密に働いているかが分かります。私達の日常の行動は、これら詳細な指令がいわば自動的に発せられ、制御されている仕組みがあるのです。
もちろん、これらの仕組みが体内で構築されるには幼児期からの長い積み重ねがある訳で、これらの成果により、成人してからは特に意識せずに行えるようになるのです。
実はそれと同様のことが、想念・印象の感受の場合にも当てはまる筈です。この面については私達は未だほんの初心者に過ぎません。毎日の訓練によって、空間を横切る想念・印象を存分に感受し、日常生活に応用出来る段階になれば、私達の生活は飛躍的に向上することでしょう。



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