ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落092 [2019-01-10]


092 But before my contact with the Brothers, as I sincerely endeavored to progress, I realized it was imperative to coordinate my senses to harmonize with, and fully understand -
Cause. For this Cosmic Intelligence is back of, and permeates, all manifestation. I am aware of the fact that I have stressed this point more than once. But this subjection of the dissenting sense perceptions is a major factor in controlling the mental processes.
092 しかし、宇宙兄妹達とのコンタクトの前から、私は進歩に向けて誠実に努力して来たので、私は自分の感覚を因と調和し、完全に理解するよう統合させることが絶対に必要であると実感していました。何故なら宇宙の知性はあらゆる創造物の背後にあり、染み渡っているからです。私はこれまで一度ならず、この要点を強調して来たことは分っています。しかし、異議を唱える感覚の知覚反応を制圧することは心の作用過程を制御する上で主要な要素なのです。(訳注:原文では再終行But this subjectionからthe mental processes.までは太字体で印刷されています。)




【解説】
ここでのポイントは、著者アダムスキー氏は1952年11月20日に始まる他惑星人との会見のはるか以前から、本講座に記されているような精神修養に真剣に取り組んできたということです。そしてもう一つのポイントは"因"とも"宇宙的知性"とも称されるものは、あらゆる現出物(創造物)の中に染み渡っているということでしょう。
前者については、アダムスキー氏が若い頃、事業にも成功しかけた頃、夢の中にイエスが現れたことから、一大決心をしてこれまでの事業を捨てて、精神修養活動に専念するようになったのだとする話が伝えられています。
本来、事業(富)と宇宙的真理の探究と同胞への教示を両立することは困難であり、ましてはその後のアダムスキー氏の活動を見れば、宇宙的精神活動の方が遥かに価値のあることであったことが分かります。アダムスキー氏はその後、それまで以上に真理の探究に邁進して行ったことが本文からも伝わって来ます。
後者については、私達が目に見えない英知というものをどのように捉えるのかを考える上で大変有用です。身の回りの全てのものが、丁度電気を帯びるように英知に浸っているという訳です。つまり、私達の内外に十分な量の英知が行き渡っている訳で、あとはそれに気付き、活用するだけだという訳です。
目に見えない知識の中に私達は暮らしているのです。


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