ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落077 [2018-12-12]


077 As I studied carefully the actions of these four senses, I realized that each one stands alone, contradicting and fighting with the others. Since each sense has a will of its own, it can, and does oppose the other three; and in so doing, it opposes the Cosmic Will. This condition will continue in man until he becomes a unified being; understanding himself in all his component parts.
077 私がこれら四つの感覚の行動を注意深く調べた結果、私はそれらが各々孤立しており、互いに反論し、言い争っていることがよく分かりました。感覚は各々自分の意思を持っておりますので、それは他の三つに対して反論できますし、そうしているのです。また、そうすることで、宇宙の意志に対抗しているのです。この状態は人が自分を構成する様々な部分の全ての中において自分自身を理解する一体となった存在にならない限り、続くことになるでしょう。




【解説】
"汝裁くな"とはイエスの言葉ですが、その真意は私達各人が各々自分の既存の四感覚の好き嫌いで世の中の物事を差別し、断定していることを戒めていたのです。私達の抱える問題の根幹はこの点に根ざしている訳で、日常的に自分の刻々の判断が何に由来しているかを観察し、問題を是正することが必要です。
そしてその為には何事をも受け入れる寛容さ、誠実さ、即ち信頼という姿勢が大事であると考えています。他人を疑うことのない幼子の素直さをベースに私達自身を再構築する必要がある訳で、その為には各感覚から順次、教育訓練して行く必要があるのです。
もちろん欺瞞と虚飾がはびこる実社会の中でこれを実践するのは容易ではありませんが、自身の実践を通じて少しでも他者に良い影響を及ぼすことが出来れば、それこそ他惑星人が私達にこの真理を伝えた目的に沿うことになるのです。


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