ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落075 [2018-12-10]


075 Once I understood this, I knew that this force, born of Cosmic Intelligence, is the foundation of all life. Nothing need be added; all is present. But I, as a physical man, must recognize and begin to use this all-inclusive power. At this point, I took a closer look at my mind. To my surprise, I found it badly equipped and behaving like a tyrant ! I saw it was merely the spokesman for the sense reactions; not the Knower of Cause.
075 一度このことを理解するや、私には宇宙的英知から生まれたこの力が全ての生命の土台であることが分かりました。何も加えられる必要がなく、全てがそこに在るのです。しかし、肉体の人間としての私はこの全てを包括する力を認識し、応用し始めなければならないのです。この時点で、私は自らの心を注意深く見詰めました。その結果、驚いたことに、私は心がひどく身構えて暴君のように振る舞っていることに気付いたのです。私にはそれが因を知るものの代弁者ではなく、感覚反応の代弁者となっているに過ぎないことが分かりました。




【解説】
本来、宇宙に続く英知の持ち主である筈の私達ですが、その日常の姿は大変惨めで問題を抱えているのが私達地球人の実態です。この状態は太古から、そしてイエスや仏陀の時代から今日まで地球人を苦しめて来たということでしょう。その全ての原因が私達の心にあるのです。
そうした問題点について仏陀や各自、修行訓練によって覚醒せよと指導して来ましたが、ある意味現在でも寺の修行僧は日々の学習訓練によって自らの心の動きを観察し、やがてそれを本来の位置、即ち高次な想念・印象に従う下座に置くよう努力しているものと思われます。
これらの修行は各自が実践しない限り、各自に成果は得られない訳で、各自与えられた環境条件の下で自分なりの工夫をして、日々精進し自らの心を本来の素直で謙虚な状態にして、身体が有する本来の英知の発現を促す必要があるのです。


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