ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落070 [2018-12-03]


070 Not in the least. This is a purely physical condition caused by the malfunctioning of the nervous system; and has no more bearing upon the operation of the Life Force, or true feeling, than if the individual is born without a finger. The senses of sight, hearing, taste and smell, work normally in these people. The degree to which anyone registers pain is dependent upon the nervous system; the more sensitive the system, the more intense the pain felt.
070 全然そのようなことはありません。これは神経系統の機能不全によって引き起こされた純粋な肉体の状況であり、個人が指1本欠けて生まれたとしても生命力、即ち真実のフィーリングの作用には何ら問題が無いのと同様です。視覚や聴覚、味覚や嗅覚はこれらの人々の中で正常に働いています。人が痛みを表わす程度は神経系統に依存しています。その系統が高感度であればある程、その痛みは強烈に感じるのです。




【解説】
既に説明されているように、触感は神経反応であり、それ以上のものではない訳で、私達がテレパシー開発で重要視しているフィーリングとは次元が異なる程の相違があるということでしょう。本来のフィーリングは私達の各肉体細胞が有する想念・印象の知覚作用であるからです。
改めてこのフィーリングを考える時、それらが伝達する内容は言葉で表現するのが難しい、或いは言葉以前の想念のような事柄であることが多いように思われます。未だ、心の中で具体的に表現されていない段階のバクとした想念・印象であることが多いのかも知れません。
その段階の想念・印象を感受できれば、世に初めての発明なり、発見という貴重な体験を得ることになる訳で、私達のテレパシー訓練のあり方の一つともなります。先ずは私達自身のフィーリング能力とはどの程度なのかについて、向き合う必要もあるのです。


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