ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落066 [2018-11-27]


066 We can only know motion through the law of comparison, which is actually the law of contact, or the relationship between one phase of expression and another. When we touch an object with our fingers, we receive an impression of that object because of the pressure created through the contact of a lesser with a greater vibration. Likewise, we receive visual impressions or auditory impressions through the contact of light or sound vibrations with the retina of the eye or the ear drum. We are made aware of atmospheric conditions and temperature changes through the contact of atmospheric cells with the cells of our body. All of this proves that touch is merely the nerve reaction to contact.
066 私達は比較の法則を通じてのみ運動を知覚することが出来ますが、それは実際にはある表現の位相と他の位相との接触の法則、あるいは関連性であるのです。私達が指を用いてある対象物と触れる時、より低次な振動がより高次な振動と触れることによってもたらされる圧力が原因となってその対象物の印象を感受します。同様に私達は光あるいは音の振動と目の網膜や耳の鼓膜との接触を通じて視覚の印象や聴覚の印象を受け取るのです。私達は大気の小房と私達の肉体の細胞との接触を通じて大気の状態や温度の変化を知るようになります。これらの事柄全てが触感は接触に対する単なる神経反応であることを物語っているのです。




【解説】
本項はいわゆる触感と呼ばれる神経反応の具体例が示されています。この神経の接触反応には運動や湿熱の他、視神経や鼓膜の振動伝達にまで及ぶ訳で、幅広い機能を有している訳です。
そういう意味では、触覚は感覚の基本的な機能を支えていることになります。
このことを理解した上で、私達は自らの隠された真の感覚であるフィーリングを探求する必要があることになります。またそのフィーリングは触覚的要素をも併せ持つことになるのです。



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