ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 2章 段落060 [2018-11-13]


060 I realize this is throwing a bombshell in the face of age-old theory, yet the idea that physical man is a four-sense being can be logically demonstrated.
060 私にはこれが大昔からの理論目掛けて爆弾を投げ付けるものであることは分っていますが、肉体としての人間は4つの感覚による存在であるとする見解は論理的に証明され得るのです。




【解説】
私達人間が備える感覚器官は視覚、聴覚、味覚、嗅覚の4つであり、触覚はフィーリングに繋がるもので、それら感覚とは異なる、更に高次な生命力であるとの結論が本項で示されています。もちろん、テレパシー開発とはこれらフィーリングを拠り所として進めて行けば良い訳で、第6感その他仮想の感覚を新たに想起する必要な無いのです。
このフィーリングや触覚という要素は自然界においては特に重要です。動植物の世界においては餌のありかや遭遇した相手を認識する上で、多くの動物は触角なる鋭敏な感覚器官を用いておりますし、暗闇の中でも何ら苦無く移動出来るのは彼らが視覚によらずこれら触覚に基づいて行動していることによるのです。
更に進んでこれら触覚的要素は接触する相手の持つ振動(波動)にも同調し、その性質を理解するでしょうし、空間に共鳴するそれらの発する想念・印象とも同期できるものと考えます。
本来、宇宙には創造主を源とするこれら創造的想念・印象が原始の時代から行き渡り、充満している訳で、私達はそれらと融合することによって、より精緻な存在へと生まれ変われるものと思われます。


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