ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 2章 段落058 [2018-11-09]


058 Pursuing this train of thought, I made a vital discovery. If one asks an expectant mother whether she can foretell when the little form within her is about to turn, she will answer, "No " She cannot direct the movement of the baby, and the knowledge it has turned comes to her as an alertness, or feeling, after the action has taken place. Therefore, it is the intelligent force which transmits the information to the mother through her sense we call feeling.
058 この一連の思考を追って行く中で私はきわめて重要な発見をしました。もし人が妊婦に彼女の体内の小さな胎児が何時向きを変えるか予告することが出来るかを聞いても、妊婦は「いいえ」と答えるだろうと言うことです。彼女は赤ちゃんの動きを指図することは出来ませんし、胎児が向きを変えたとする知見は一つの警戒、或いは感じとして、その行動が起ってから彼女にやって来るのです。従って母親に私達がフィーリングと呼ぶ彼女の感覚を通じて情報を伝えるのはその英知ある力と言うことになります。




【解説】
実際、母親は自身の胎内で何が起こっているかを具体的に承知してはいないのです。唯一、人間の創造という行程が事前にセットされ、それに必要な諸要素を提供しているのが母親であり、人体の生みの親はより高次なる存在という訳です。
もちろん必要な物質が届けられなければ健全な身体は造れませんし、その供給については直接、英知から母親に印象として伝えられることになります。
こうして無事、赤ん坊が誕生すると、母親は自らが関わった生命誕生の過程に感謝し、授かった命を慈しみ、自らの生命を懸けて守りきることになります。文字通り貴重な体験を得たことになるのです。
私達は各自、例外なくこうして世に生まれ出た訳ですが、年を重ねてもなお迷いがあったり、悩みに囲まれていることは悲しいことです。最初はそのように原始の状況から輝かしい人体として生まれ出た私達には、本来、様々な英知が関わっており、各自に適した生きる目的が授けられている筈だからです。


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