ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 2章 段落057 [2018-11-08]


057 My earthly parents had merely served as a channel for the birth of my physical form. But this Force in Cosmic Intelligence had formulated the plan and directed the building of my body. So it is with all expectant parents. The mother's body furnishes the necessary materials for this Master Builder, yet at no time does she control the miracle of creation taking place within her.
057 私の地上の両親は単に私の肉体の誕生の為の経路を務めたに過ぎませんでした。この宇宙的英知の中の力がそのプランを組み立て、私の肉体を作り上げることを指揮したのです。それはこれから両親となる全ての者についても同様です。母親の肉体はこの棟梁の為に必要な材料を供給しますが、彼女が自身の中で起っている創造の奇跡を統制することは決してありません。




【解説】
人体の創造が毎回どのようにして成し遂げられているのかを本項は説いています。
私達の身体が最初、一粒の受精卵からスタートし、母体を離れてこの世に生誕するまで、文字通り劇的な変化・発展を遂げるのですが、その行程は母体も私達自身もコントロールするものではなく、ひとえに生命創造の宇宙的英知が全てを取り仕切っているのです。
母親は胎児に必要な栄養を提供し、環境を整えるのみで、胎児の成長を担っている訳ではありません。もちろん、育てられている私達自身もその過程を意識している訳ではないのです。
これら全ては場所や時間に関係なく、常に宇宙普遍に存在する生命の英知から直接、胎児に働きかけ、生長を促していることになります。つまり、創造主そのものが胎児の生長として表現されているのです。それ故に生まれたばかりの赤子はかくも美しく、素直で柔軟性があり、想念・印象に敏感なのです。



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