ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 2章 段落053 [2018-11-02]


053 This revelation made it apparent that all was contained within man, and the answer lay in his becoming better acquainted with himself. I recalled the well-known adage, "Man know thyself, and all things shall be revealed unto you." Until then I, too, had parroted this profound truth, unaware of the immensity of its depths. But now I realized that Nature held the key to the Cosmic universal language; silent, yet everywhere present; and it was here in the manifested world that I could find the understanding for which I searched.
053 この啓示は全てが人間の内側に含まれていること、そして答えは自分自身を熟知するようになることにあることを明らかにしました。私は良く知られている格言、「汝自身を知れば全ては明らかにされるだろう」を思い出しました。その時までは私もまた、この深みのある真理をオウム返しに繰り返すだけで、その深遠さに気付かなかったのです。しかし、今や私は自然が大宇宙普遍の言語の鍵を持っていることが分かりました。無言でかつ何処にでも存在します。そして、私が探し求めて来た理解を見出せたのはこの創造された世界の中のこの場所であったのです。



【解説】
”汝自身を知れ”という言葉は古代ギリシャの神殿入口に刻まれてあった言葉とされています。一見、単なる反省を勧める意図のように思われがちですが、その意味するところは深いものがあるのです。
結局、私達の人生は各自自分自身と向き合い学びながら各自生まれ来た目的を果たすことだと考えています。もちろん、その過程で様々な困難にも巡り合う訳ですが、それでも自分自身の中にその解決のカギがあり、一歩一歩問題を解決して行くことになるのです。
具体的に言えば、人体60兆個もの細胞の一つ一つに英知が存在し、その一つ一つの中に想念や印象が蓄えられ湧き起こるインスピレーションに同期する機能があるという訳です。こうした優れた要素から成る人体を持つ人間には宇宙の全ての要素が含有されていることになり、また他の生きものも同様ということになります。従って、宇宙を知るということは私達自身を知ることと同意語であるのです。


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