ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 2章 段落034 [2018-10-05]


034 My early studies, based on the antiquated theory of telepathy being a sixth sense, led nowhere. After careful observation, I found that others using this same trend of reasoning were not attaining the desired result, either. Innately I felt something was being injected which did not align itself with natural, or universal law. So I turned to nature and studied her actions. Here, where the reasoning mind of man did not interfere, I found all things working in harmony. As I thoughtfully observed life expressing in its many forms of manifestation, I realized there must be an intelligence, or a law, that operated according to an exact pattern.
034 テレパシーが第6感であるとする古代の理論に基づいた初期の私の諸研究は何処にも導くものではありませんでした。注意深い観察の後、私はこれと同じ推論傾向を採る他の者達も、目的の結果を得ていないことを発見しました。生まれつき、私は何か自然或いは宇宙普遍の法則と揃わないものが注入されているように感じておりました。そこで、私は自然に目を向けて、その諸活動を観察したのです。人の推論する心が邪魔をしないそこで、私は全てのものが調和をもって働いていることを見い出しました。生命が様々な創造の形態に現れていることを注意深く観察するにつれ、私はある正確なパターンに沿って作用する一つの知性、或いは法則が存在するに違いないことに気付いたのです。




【解説】
確かにテレパシーという現象そのものは多く目撃し、また自ら体験したとしても、それを解明するにはしっかりとした基礎が必要です。従来の"第6感"と言った安易な位置づけでは到底明らかにすることは出来ないのです。
通常はこの段階でそれらの課題は神秘として神棚に納めてしまいがちですが、アダムスキー氏はそれを大自然との調和の中に答えを見出そうとした訳です。自然活動の中で諸々の生きもの達が用いている機能としてテレパシーを捉えなおしたということでしょう。
このことから私達自身もテレパシー発現を自然界の活動の中に観察することが重要であることが分かります。虫や草花がどのように他のものと交流し、生活を享受しているか、じっくり観察することです。彼らは私達のような言語を持ちませんが、それでも生活に困ることはなく、生命を謳歌しているのです。
テレパシー研究の第一歩は自然観察からということになるのです。



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