ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 1章 段落029 [2018-09-28]


029 When we are able to employ this same joyful, relaxed state of mind in our daily living, our consciousness will be raised to the place where impressions of a universal value will come to us naturally. This does not mean that man will then ignore the world around him, for he was born on this earth to live as a participating unit with the whole of humanity, and he has not the right to withdraw. True understanding, or evolvement, will enliven his interest in his fellowman, for he will then recognize a kinship with all he beholds.
029 私達がこれと同じ楽しく、リラックスした心の状態を日常生活に適用するなら、私達の意識は宇宙普遍の価値がある印象類が自然と私達にやって来る位置に押し上げられることでしょう。このことは人が自分の周囲の世界を無視するようになることを意味するものではありません。何故なら人はこの地上に人類の全てと共に一つの構成単位として生きる為に生まれて来たからです。そして人には脱退する権利は無いのです。真実の理解、或いは進化というものは同胞への関心を活気づけます。何故なら人はその後自分の見る全てのものに親近感を認めるようになるからです。




【解説】
私達が先ず学ばなければならないのは、自分の心を穏やかにそしてリラックスした状態で、より高位なレベルに保つことです。求めるインスピレーションはこうした心境の中で現れるものであり、決して怠惰な状態やギスギスした心の状態では現れないからです。
他方、人間以外の生きもの達は皆、常にこの種の心境を保っている達人ではないかと考えてしまいます。普段のんびりリラックスしている一方で、迫り来る気象の変化や、敵や獲物の接近等々には俊敏に反応出来るからです。おそらくこれらは皆、テレパシーの要素を活用しているものと思われます。
先日もテレビでイワシの大群がイワシを狙う大型の魚の来襲に対し、まるで一匹の巨大な魚のように密集した塊となって、攻撃をかわす姿を見ることが出来ました。大群が一糸乱れず素早く一団となって泳ぐ姿は、中の魚達が一体となった意識状態となっていることを示しています。これらはテレパシー能力の発現の典型とも言えるものであり、理想の形の一つと言えるものです。


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