ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 1章 段落028 [2018-09-27]


028 The more highly-developed space people have learned that, in its natural state, all life expresses as a joyous, free execution of each action. They do not consider the performance of their daily chores burdensome, but rather, view them as a privilege whereby they can render further service to Cosmic Cause by enabling it to express unhampered through them. They are trained from infancy in the proper care of their bodies and use of their minds. They will not harbor a discordant thought, for they know what it does to the chemicals of the body. Their sense-mind is coordinated with the Feeling, or Cause Mind; so each individual cell of their body responds to the commands given by the sense-mind. By use of this law, their bodies remain firm and youthful regardless of age. They know that all life is constantly active, and that each particle of creation performs its duty in a free, unimpeded expression of Cause.
028 より進化を遂げた宇宙人達は自然状態では全ての生命は、その一つ一つの行為の楽しく自由な遂行として表わされていることを学んで来ました。彼らは自分達の日々の雑用を負担とは思わず、むしろ自らを通じて邪魔されることなく表現することを可能とすることによって宇宙の因にたいして更なる奉仕に尽くすことが出来る特権だと、それら雑用を見なすのです。彼らは幼少時から身体の適切な保護と心の用い方について訓練を受けます。彼らは不調和な想念に留まる場所を与えません。何故なら彼らはそれが肉体の化学物質に作用することを知っているからです。彼らの感覚心はフィーリング、即ち因なる心と調和しています。ですから彼らの個々の細胞はその感覚心によって与えられる指令に反応するのです。この法則を用いることによって、彼らの肉体は年齢に関わり無く引き締まっており、若々しさを保ちます。かれらは全ての生命は常に活動的であり、各々の創造の小片は自由で妨げられることのない因の表現の中でその義務を演じていることを知っているのです。




【解説】
とかく私達は両極端に走りがちです。何か少しでもうまく行かないことがあれば、落ち込んで憂鬱状態、何もしたくなくなる一方、少しでも円滑な滑り出しをすれば有頂天になり、他者への配慮などなく、闇雲に進んで身体を壊すまで走り通します。その結果、健康を害したり、また再び障壁に当たって落ち込むことになるのです。
これに対して本文に記されているように、私達の心境を常に適切な状態に維持することが重要なのです。それには幼年期からの訓練が重要だという訳です。常に温和な心境を保つことが何故需要なのか、私達はよくよく考えて見る必要があります。つまり未熟な私達は仮に高次な印象を受け、高レベルな行動が可能となったとしても、実際の行動に私達の心も肉体もそれに十二分に応えるだけの力量を備えていなければなりません。ほんの僅かの欠点があったとしても、その行動に比例してそれらも拡大してしまうからです。そういう意味でもその人その人の現状に合った行動レベルを積み重ねることで、少しずつしか進歩は得られないように思っています。毎日の実践が大切なところはその意味かと思うものです。


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