ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 1章 段落027 [2018-09-26]


027 The study of telepathy will in no way interfere with, or contradict, any religious belief you may have. For telepathy is not a religion, but a Universal Law. Knowledge of this law will give you a greater understanding of yourself and of your relationship to the Cosmos in which you live.
027 テレパシーの学習は貴方が持っている如何なる宗教上の信念を干渉したり、否定したりすることは一切ありません。何故ならテレパシーは宗教ではなく、宇宙普遍の法則の一つであるからです。この法則の知識は貴方に貴方自身と貴方が生きている大宇宙と貴方の関連性についてより大きな理解を授けることでしょう。



【解説】
テレパシーは科学上の原理であり、法則だとして各自が信仰する宗教とは無縁のものだと本項の説く所は明解です。しかし、従来は宗教団体のカリスマ教祖の超能力として、或いは宗教家の到達レベルの証として位置づけられて来たのではないでしょうか。
それに対し「科学上の原理」という前提に立てば、テレパシーは本来誰にでも備わっている心の感性レベルとして位置づけられる筈です。またそれに必要な特別な用具というものはなく、誰でも生まれながらに備わっている自然の能力に気付くだけが求められているということになります。
この法則に如何に気付きそれを自ら応用するか、自分自身の発見の道への一歩こそが求められています。仏陀にせよ、アダムスキー氏にせよその全生涯をこうした問題の解決法を模索して生きていた訳で、弟子や協力者達に自分が見聞し受持した法則を伝えて来ました。今度は私達が自らその法則を学び活用することが求められています。


第1部 1章 段落026 [2018-09-25] <<  |  >> 第1部 1章 段落028 [2018-09-27]