ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 1章 段落022 [2018-09-18]


022 We cannot lay down a definite pattern for everyone to follow, as there are no two humans alike; we can only present the Law to you. It will work according to each individual understanding and application, and these will differ from person to person. The principle we give here applies equally to all.
022 私達は誰もが後を従うような確定したパターンを敷設することは出来ません。二人同じ人間はいないからです。私達は唯一、その法則を貴方に示すことが出来るだけです。その法則は各個人の理解と応用に応じて作用する筈ですし、これらの事柄は人によって異なることでしょう。しかし、私達がここで授ける原理は全てに等しく適用されます。



【解説】
人それぞれに個性があり、これまで歩んだ道程も異なる訳ですから、それらをまとめて一つの指導書とすることは難しいということでしょう。如何なる場合も機能する法則だけを述べることが出来ると著者は述べています。この”法則”という言葉はかつて仏陀自身がもっぱら”法”を説いたことを思い出させます。常に誰にも当てはまる原理・法則の理解が先ず私達に必要だという訳です。
もちろん、師の近くに居て師の行動から、或いは直接アドバイスを得ることが出来れば、それは本を読むことより、貴重な体験を積むことになる筈です。現にアダムスキー氏の周辺で氏を支援し、氏と交流した方々はそれぞれ人生を変えるだけの影響を受けました。
今日では残念ながら、そのような機会は減りましたが、代わって私達には師の残した「法」がある訳で、各自その中身を学び、それぞれの日常生活に活かすことで、同様の効果を得るものと思います。私自身、思えばこの分野に半世紀以上、従事していますが、テレパシーの原理や作用について実感を得たのは、ごく最近のことで、実に長い年月を要しています。人によっては長期間、かかるかも知れませんが、重要なのは日々少しずつ、進歩しているという実感が持てることかと思われます。


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