ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 1章 段落017 [2018-09-10]


017 So the feeling impulse, which we have called mental telepathy is the great, universal language. One day, when it is understood by all people, it will break down the artificial barriers of race and creed. Before it, self-pride, deception, and vanity will fall; and by its very universality, humanity will be united-- Man with Man--and Man with all Nature. For this is the one language that every atom in the universe is able to speak and understand.
017 ですから私達が心のテレパシーと呼ぶ、感じの瞬発衝動は偉大なる普遍言語なのです。いつか全ての人々にそれが理解される時、それは人種や宗教という人工的な障壁を打ち砕くことでしょう。それを前にしては、自負やごまかし、そして虚飾は崩壊し、そのまさに普遍性の故に人類は団結することでしょう。人と人、更には人と全ての自然とがです。何故ならこれが宇宙における全ての原子が話し理解することが出来る唯一の言語であるからです。





【解説】
一たび私達がこの想念の衝動パルスの存在に気付く時、これまで私達が作り出して来た民族や宗教を含めたあらゆるバリアー(障壁)は氷塊するばかりか、私達は人間に限らずあらゆる生きもの達と親しく出来ると本項は説いているのです。
本来のテレパシーは、このように人と人との間の交信術などというレベルのものでなく、宇宙根源の生命力に基づいた法則を身に付けるということでもあります。
自らの想念が同時にありとあらゆる生きものの心にも想念波動のパルスとして一斉に湧き起るということは大変重要です。もちろん、これは私達各自がどのような内容を思っているか、創造主も御見通しということになります。著者アダムスキー氏が多くの箇所で"警戒の状態"を重要視していることの背景には、このような事情があるものと思われます。


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