ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 1章 段落010 [2018-08-30]


010 Interest ran high for a short time, but the subject was eventually relegated to the shell of unsolved problems. It was not until ten years after the termination of World War I, that science considered telepathy important enough to incorporate it into the work of the research departments of several of our leading universities.
010 少しの間、興味は高まりましたが、結局、そのテーマは未解決の問題という殻に追いやられてしまいました。科学がテレパシーを我が国の先導的な大学の幾つかの研究部局の仕事として組み入れるに足る重要な課題と考えたのは、第一次世界大戦の終了から10年が経ってからのことです。




【解説】
現在、テレパシーのような事象をどれくらいの大学で研究されているか知りませんが、かつては海中深く潜行する原子力潜水艦との交信を目指して軍が研究していた等、軍事面での応用が報道されたことがありましたが、現状は良く知りません。
しかし、私達一般人が知らない内に様々な機関が軍事面や政治分野に活用しようとしていることは有り得ることかと思います。
一方で、私達はこれら秘密裏の目的でなく、一人一人の人格の進化の側面としてテレパシー能力を探求し、身に付けようとしているのです。毎日の生活を通じて、物事の予知やインスピレーションがますますふんだんに流れ込んで来るようになり、各自の人生をより豊かなものとすることが、その研究目的になります。


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