ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第11課 段落417 [2018-06-07]


417 We must remember that consciousness is the sea of life within which all forms are living regardless of what they may be. And outside of which there is no life. So when the mind becomes alerted that it is living within that sea and must depend upon the sea of consciousness for its own life then this awareness begins to impress itself upon the mind with new knowledge of various phases of its action and the various types of forms through which it expresses. Like certain fish in the ocean that are alert enough to sense a disturbance, conveyed through the water in which they live.
417 私達は意識はありとあらゆる全ての形有るものがその内側に生きている生命の海であることを覚えていなければなりません。そしてその外側には生命は無いことも。ですから心は自らがその海の内側に生きており、それ自身の命について意識の海に頼らなければならないことに感づくようになると、この気付きは心に対して意識の様々な行動の側面や意識が表現する様々なタイプの生命形態に関する新しい知識を印象により授けようとしはじめます。それは丁度、大洋の中のある魚が自らが住む水を通じて運ばれて来るうねりを感じ取るだけの鋭敏さがあるのと似ています。



【解説】
本項は本講座で言う"意識"とはどのようなものか、そして私達がその中でどのように暮らしているかを良く表しています。エネルギーである想念・印象が伝播する為には媒体が必要であり、それが意識が"生命の海"と表現される由来となっています。
私達は意識という海の中で生きている訳で、その海の中に生きる他の生命も皆、私達の同胞、兄弟姉妹である訳です。また各生命体が発する想念・印象はその海の中を伝播し、停滞することはありません。鋭敏な魚達が海の些細な変化にも敏感であるように、私達は意識を頼りに生きています。
また、海が何処までも繋がっていることも重要なポイントです。膨大な宇宙空間もその隅々にまで意識が浸透しており、想念その他、波動の行き来は容易に行われます。その宇宙の中で起こる出来事や発せられた想念・印象はことごとく意識の中に記憶され、未来永劫残ることになりますし、それによって蓄えられる知識に制限はありません。私達はこのように進化する意識の中に生きています。



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