ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第11課 段落416 [2018-06-06]


416 A man can consciously travel the Cosmos as I stated before if his mind can trust what consciousness reveals to him. Some of us not knowing how this is done have traveled the Cosmos many times. In some cases it has been during the sleeping hours when we have had dreams that impressed themselves vividly on our waking mind. Especially of strange places where it would be impossible for the mind to promote the dream.
416 人はもし自身の心が意識がその者に明かすことを信じることが出来れば、私が以前述べたように、宇宙を意識で旅することが出来ます。私達の幾人かはそれがどのようにして行われるかを知らないまま、何度も宇宙を旅して来ました。ある場合は、それは目覚めた心にそれらの事柄を明瞭に印象付ける夢を見る寝ている間に起っていました。特に、心が夢を進めようなど出来ようのない見知らぬ場所についてはそれに属します。


【解説】
意識による旅行は誰でも出来るし、また各自その一部を体験していると本項は説いています。何か特別な修行や儀式を経ずとも、ある瞬間、私達の心が意識と融合した際にそれが可能となるということでしょう。
本項の示すことでいつも思い出すことは、映画「コンタクト」で主人公が大型の機械の中で体験する遠い宇宙空間の先にある惑星で、亡くなった父親と再会するという場面です。地球の時間ではほんの僅かの間なのですが、主人公はその間、時空を巡っての壮大な旅を体験し、その果てに月が二つある地球に似た惑星に辿り着きます。
上記の体験はまさに時間を超越した宇宙の旅を示唆しているように思えた訳です。直接的に肉体的な宇宙人とのコンタクトのストリーではありませんが、何か本項の示すイメージに沿ったものではないかと考えています。私達が宇宙意識に従い、同期する際に起こる時空を越えた体験について、示唆している映画ではないでしょうか。


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