ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第11課 段落398 [2018-05-11]


398 In the formation of planets this attraction continues and each added amount calls for a greater compression towards the center. Finally through a combustion within the center of the orb that is to be a planet it is given its own heat or warmth. This heat in turn solidifies the elements, and it also gives birth to the germs or seeds that were dormant in the particles making up the planet. And as a result the plant life, the insects and all form life that we know was borne out of the body of the planet. Our planet earth was born out of space and lives in space and moves through space at the rate of some 1100 miles per hour, so it is logical that all other planets are doing very much the same. Of course they vary in size and some have more of one kind of mineral than others, just as found in different parts of the earth, but they are all made of material found is Cosmic Space.
398 惑星形成過程ではこの引き寄せ作用は続き、各々の積み重なった物体はその中央に向けてより大きな圧縮を呼び起こします。そして遂には惑星となる筈の球体の中心部での燃焼を通じて、惑星自身の熱や暖かみが与えられるのです。この熱は次にその構成要素を固化するとともに、その惑星を作り上げている粒子の中で眠っていた胚や種を発芽させます。そしてその結果、植物や昆虫そして私達が知るあらゆる形有る生命がその惑星の身体から誕生したのです。私達の惑星地球は宇宙から生まれ出て、宇宙の中で生きており、1時間に1100マイル(訳注:時速1770キロ)程の速さで宇宙を移動していますので、他の惑星群も極めて似たように行っているとするのが論理的です。もちろん、それらは大きさは様々で、あるものは地球の異なる部分で見られるように、他に比べてある種の鉱物を多く含んではいますが、それらは全て、宇宙空間で発見される物質から作られているのです。




【解説】
本項は宇宙空間における天体の形成がどのように行われるかを私達に示しています。おそらくは今後、各自が宇宙を探求する際に遭遇するであろう状況を前もって私達に伝えて置こうとする著者の配慮かと思われます。
注目したいのは現実には天体は宇宙に漂流する粒子や塊というかつて何らかの天体を構成していたものが、再び結合して新たな天体が造られるという点です。おそらくこの地球も天体が崩壊して放出された構成要素を材料として形成されたということでしょう。まさにチリが集まり、固まって大地が出来たという訳です。
この過程で宇宙空間に漂っていた植物の種子や菌の胞子がやがて新たに形成された惑星の表面で芽吹くことになるのです。こうした一連の創造の過程を経て大気の成分が整えられ、次に動物の発生に向かうものと思われます。
重要なことは、私達が歩くこの惑星大地は限りなく宇宙空間の中でリサイクルされた構成要素から成り立っていることであり、私達はこの惑星のある瞬間に居合わせているに過ぎないことです。


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