ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第10課 段落365 [2018-03-14]


365 The Great Book states, "Have no false gods before Me." For the likeness and image is pure consciousness which is identical with the Cosmic One. It is the One that created the body and the sense mind. And the sense mind must make an effort to find its parent if it is going to fulfill the purpose for which it was created, or have life eternal as the parent does. For this is the only way that man can get back to the household of the eternal state and become one with it. Then and then only will he feel unity with all life and not the separation that he does today. The feeling of distance between himself and that which is eternal will vanish.
365 聖書は「わたくしの前に偽りの神を置いてはならない」と述べています。何故なら似姿や像というものは宇宙的存在と同一の純粋な意識であるからです。それは、この肉体や感覚心を造り上げた存在なのです。ですから感覚心は創造された目的、あるいはその両親と同様に永遠の生命を得る目的を成就する為にはその両親を探そうとする努力をしなければなりません。何故なら、このことが人が永遠に続く家庭に戻り、それと一体になる為に戻れる唯一の道だからです。そうすれば時として、人は全生命との一体感を感じ、今日までの疎外感は感じなくなるでしょう。自分と永遠なるものとの間の距離感は消え去るのです。



【解説】
私自身の問題も、またその解決策を授ける存在もそれぞれの私達自身の半身であることは、全て自分自身の問題であり、解決策であることが分かります。言い換えれば、自身のほかに何らの偽りの神は不要であり、霊能者その他は必要としないという訳です。
このように全ての問題と全ての解決策が私達自身の内側にあることは重要です。必要なことは日常、私達自身の感覚心の動向を監視するとともに、問題の解決策をもう一方の宇宙的半身から授かるのを見逃さないよう警戒を続けることです。
こうした基本姿勢の下に日々を送ることでインスピレーション力が高まり、不要なトラブルを避けることが出来るようになります。また、自身をより宇宙的な波動を保てるようになれば、世の中の真善美についても鑑賞眼が深まり、日々の感動も質が高いものとなる筈です。他の存在に神を設定したりすることは自らの内にあるこれら大切な二つの要素に目を向けないことになる訳で、聖書はそれを禁じているということでしょう。


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