ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落359 [2018-03-06]


359 All that a person has to do is to look at the thoughts expressed by man today to see how foreign they are to cosmic principle. And we know how hard it is for a man to accept cosmic principles, showing the vast difference between the two manifestations. This is why he feels that he needs perfection, for the mild conscious feeling is still present as a perfect manifestation. Even though he became foreign to it he feels that there is perfection some where. And this feeling pulls him towards its accomplishment. But man will never reach this state by taking the highways of least resistance. This has been proven through the ages. Only here and there an individual has traveled on the right path, through self will and not yielding to opposition from the masses.
359 人が為さねばならないことの全ては、今日人間によって表わされた想念類が如何に宇宙的原理に縁遠いかを見ることです。そうすれば私達はそれら2つの現れの間にある途方も無い距離が見える等、人間にとって宇宙的原理を受け入れることが如何に困難であるかが分かります。しかし、これが人が完徳を必要とすると感じる理由です。何故なら穏やかな意識の感覚が完全なる現れとしてそこに存在するからです。人がそれに対して異質な存在になったとしても、人は何処かに完徳が存在すると感じているのです。そしてこの感じがその者をして成就に向けて引き寄せます。しかし、人は抵抗の無い道を通ってはこの状態に到達できません。このことは世代を通して証明されています。わずかにあちこちに個人が自己の意志を貫き、大衆からの反感に屈せず、正しい道を旅しているだけです。



【解説】
私達地球人の抱く想念が如何に宇宙的原理から離反してしまったのか、その事実を知るのに労苦は不要です。何より自分自身や身の回りを少しでも見渡せばその材料は無尽蔵に広がっているからです。
また、その解決法についても私達自身を実験対象として、取り組むべきことは言うまでもありません。何より自分自身がその状況を一番良く知っており、またその成果を最も良く享受出来る存在であるからです。
その目指す過程は先ずは私達自身の心の動きをありのままに観察し、その隠された動機をも洞察する一方、それがあるべき宇宙的性質のものか否かを冷静に評価することでしょう。その上で、私達が目指すべき心境に到達出来るよう、心を尽くして創造主に向き合うことです。
ひたむきな意志はやがては私の心の殻を融かし、自身を宇宙に解放出来る日をもたらすものと思われます。その為に私達は宇宙の中の真理を探究する心と創造主の作品である宇宙を観察する必要があるのです。


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