357 Faith is the most important factor in life, for all men are not out for themselves and many are interested in the betterment of humanity. Each man must believe in someone and he might just as well believe in the ones who are interested in the betterment of his being, especially in the cosmic field. And he should learn to obey his conscious feelings that constantly remind him of his potentials. We have mentioned cosmic cells and carnal cells and that the cosmic ones are the primal force of all creation. And by multiplying they bring forth the secondary cells which are the offsprings of themselves with all the potentials of the original. This is where the two enter, the carnal man and the cosmic man, for the carnal one is the offspring of the original. And from here man begins to multiply his own ideas and by doing so he loses his cosmic identity in his creation of what we call foreign cells.
357 信頼は生きることにおいて最も重要な要素です。何故なら全ての人が自ら外宇宙に出ることはなく、多くが人類の向上に関心を持っているからです。個々の人間は誰かを信じていることに違いなく、その者はまた、自分の存在の向上、とりわけ宇宙的分野に関心を持つ者を信じています。また、その者は常に自身の可能性を思い出させる自分の意識的フィーリングに従うことを学ばねばなりません。私達はこれまで宇宙的細胞群と肉欲的細胞群について述べて来ましたし、宇宙的細胞群は全ての創造の主要な力であることを述べました。そしてそれらが増殖することによって、それらは元の全ての能力を有するそれら自身の子孫である第二段階の細胞群をもたらします。ここが肉欲的人間と宇宙的人間が入り込む場所となります。肉欲的細胞は原始細胞の子孫であるからです。そしてここから人は自分のアイデアを増殖させ始め、そうすることによってここで私達が言うよそもの細胞なるものを自ら造り出す中で、自らの宇宙的正体を失ってしまうのです。
【解説】
人間誰しも潜在的には"良き人間"なのだと著者は説いています。そしてその問題の発端は私達自身がその持つ創造力の要素をよいことに勝手に自身の意見を膨張させ、その子分である肉欲細胞を造り出すことにある訳です。
しかし、希望は常にあると著者は強調しています。私達には宇宙の創造主と繋がっていることへの信仰(信頼、faith)があり、皆、より良い社会を求めているからです。
この信仰無くしては生きては行けないということでしょう。自ら蒔いた種から成果を収穫し、次なる世代に引き継ぐことが私達の任務であるからです。
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