ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落352 [2018-02-23]


352 As said before, there will never be a time that the sense mind will not be receiving impressions from cosmic consciousness. As it is the knower and creator it cares for its creation, especially the sense mind through which it can express its totality. And the Law Of Grace is used, giving the sense mind an opportunity to unite with it and become one manifestation. We are given this opportunity through re-birth.
352 以前に申し上げたように、感覚心が宇宙意識から印象を受けていない時は一瞬たりとも無いでしょう。宇宙意識が知る者であり創造主である為に、それはその創造物、とりわけ感覚心については感覚心を通じて宇宙意識の完全性を表現できるが故に加護するのです。そして恩寵の法則が用いられ、感覚心に宇宙意識と一体化した現れになる一つの機会が与えられます。私達は生まれ変わりを通じてこの機会を与えられています。



【解説】
親が子供を四六時中見守るように、宇宙意識は私達の心を絶えず見守り、人知れず支援の想念を送っています。創造主はその創造の後もその創造物の行く末を見守っているという訳です。
とりわけ不肖の息子である私達感覚心については、その親として特別な配慮が成されているということでしょう。
私達はこの恩恵をよく理解して、本来の道に戻る努力をしなければなりません。その為にはこれまでの諸々の行為を省みこれら創造主の恩寵に応えねばなりません。その転機を本文では生まれ変わりと表現しているのです。ニコデモが"再び母体に戻るのですか?"とイエスに問うたと伝えられていますが、イエスが語った生まれ変わりの意味は、この感覚心の一大転換を示すものであったのです。


第09課 段落351 [2018-02-22] <<  |  >> 第09課 段落353 [2018-02-26]