ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落348 [2018-02-19]


348 We can use this illustration; A man on a tall building can observe all that is taking place below him. He sees the confusion but is not affected by it nor does he become a part of it. This is what you can do when you observe the actions of sense minds through your consciousness.
348 このような例を用いることが出来ます。高い建物の上にいる者は下で起っていることの全てを観察することが出来ます。彼は混乱を見ますが、それに影響を受けたり、その一部になることはありません。これが感覚心の行動を貴方の意識を通じて観察する際、貴方がなし得る内容です。



【解説】
私達が劣っている点は見聞きする現象に直ちに同調してしまうことです。もちろん、良質なものを見聞きする場合は良いのですが、この世の中では悪質なものが多くあり、私達は少なからずそれらの影響を受けています。
新聞やテレビその他の広告媒体を通じて私達はそれら悪質な情報にさらされており、次第にそれらの誘導にはまっているとも言えるでしょう。
従って、現代に生きる私達にとって本項で説かれる冷静な観察眼こそ、重要な要点と言えるのです。世の中を観察する一方、それらの傾向に染まらない視点です。
本来、私達自身は良い影響を世の中に供給する泉にならなければならない筈で、世の中から影響を受ける立場に甘んじてはいけないのです。


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