ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落333 [2018-01-25]


333 The lesser workers that form the cells are equal in cosmic principle and are obedient to the direction of the unit instructors. So when the sense mind lends itself to a cosmic impression it is easier for it to receive from the molecules or lesser workers. A scholar of the mysteries not knowing this accepts the impressions as coming from dead entities, for each cell is an entity in its own right. And when impressions are received from master units they are classified as coming from a high, spiritually evolved entity as stated before.
333 細胞群を形作る下位の働き手達は宇宙的原理において平等であり、マスターユニットの教官達に従順です。ですから、感覚心も宇宙的印象に身を委ねるなら、これら分子即ち、下位の働き手達からそれらを受け取ることは容易なのです。神秘学の学者はこのことを知らずに、その印象を死者から来るものと認めて来ました。何故なら個々の細胞はそれ自身の権利を有する存在物であるからです。そしてマスターユニットから印象を受け取った時には、以前述べたようにそれらは高位な、霊的にも進化した存在から来るものとして分類されて来ました。




【解説】
私達の身体が本分で言うマスターユニットの指令に従って着実に各部、所定の機能を果たしている一方で、肝心の私達の心は実は何も出来ていないように思うのです。多くの場合、自らの経験も文字や音声に記録したものを頼りにしなければ、知識を積み重ねることも出来ません。まして老齢化が進むとついさっきまで行っていた記憶さえ、留めることが出来ない有り様です。
しかし、それでも人体は所定の機能を果たして行きます。それは即ち、身体細胞が私達の自我(心)に頼らず、各細胞の生きる拠り所をこのマスターユニットに委ねているからに他なりません。それほど重要な存在に対し、今まで私達の心はその存在に注目して来なかった訳です。
従って、もしこの全身の知性の片鱗にでも近づくことが出来、交わることが出来れば、私達は飛躍的な進化を遂げることが出来ることでしょう。各自、自らの身体細胞から学ぶ姿勢を貫くべきですし、”汝自身を知れ”という表現はそれを的確に表しています。


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