ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落332 [2018-01-24]


332 The master units are cosmic cells that direct all cosmic activity within the body of every form. They could be called, if we were to name them, The Supreme Intelligence, or Father of all creation.
332 このマスターユニット達はあらゆる形あるものの身体の中で全ての宇宙的活動を指令する宇宙的細胞達です。彼らはもし私達が名付けるとしたら、至上なる英知、あるいは全創造物の御父と呼びたいような者達です。



【解説】
ここで重要な点は私達の身体内部には「マスターユニット」と著者が表現する中枢の宇宙的知性が存在するということです。従来、私達は物質と精神とを区別し、唯物論や精神主義等に対立した概念であった訳で、哲学や宗教を学ぶ者は精神面に重きを置いて来ました。しかし、中には神秘的な世界を追求するあまり、現実の生活を顧みないまでになっている事態もあるのです。
一方、本講座を学んだ人は生命の神秘、生きている精神活動を具体的、科学的見地から理解しようとしています。その一環として、本項では自らの身体の中にある種のコントロールセンターがあり、各細胞には細胞の今後を指示する存在があることを示唆しています。
つまり、私達は自らの生命の神秘を学ぶ為、自らの身体にある知性から学ぶ必要があること、それ故、全ての知識は各自の身体の中に備わっていることを自覚する必要があるのです。自らを教材とし、神殿として日々学んで行く姿勢が求められます。


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