ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落331 [2018-01-23]


331 As near as we can tell, each cosmic cell has a master unit with smaller molecules about it. The early scholars not knowing this, contacting this master cell unit, assumed that the information was coming from a highly developed spiritual guide. But in reality they were getting the impressions from within themselves. As the human body is made of billions of cells, there are billions of master cell units within its structure. And trillions of lesser molecules like a Queen bee with hundreds of workers.
331 出来る限り現実に近いように説明すると、各々の宇宙的細胞には周辺に小さい分子を配した一つのマスターユニット(訳注:統制集団、”親機”)があると言うことができます。初期の学者達はこのことを知らないまま、このマスターユニット細胞の1団に接触した際、情報が高度に発達した霊的ガイド(訳注:指導霊)からもたらされたものと考えていました。しかし、現実には彼らは彼ら自身の中から印象類を得ていたのです。人体は何十億もの細胞から成り立っていますので、その構造体には何十億ものマスターユニット細胞があります。そして、女王蜂が何百もの働き蜂と居るように、それは何兆もの下位の分子達とともに居るのです。



【解説】
今日の科学では各細胞にはDNAやRNAと称される遺伝物質があり、それらが細胞の形態や機能を定める基本情報を持つことが分かっています。つまりはこれらの主要な遺伝物質がその細胞の支配ユニットとなって、その後の細胞分化を指示しているという訳です。
本書が記された当時、これら遺伝物質についての知見が少なかったため、著者はこれをMaster Unitと表現したものと思われます。
いずれにせよ、私達の身体各部の細胞にはそれぞれのマスターユニットがあり、本文で記されているようにミツバチの巣の中の女王バチのように一つ一つの分子を育て、細胞を成育させているということでしょう。
これら無数にある自分のマスターユニットと交流できれば、私達はより深い生命の意義やミクロの驚くべき活発な世界を観ることが出来るのです。


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