ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落323 [2018-01-10]


323 We will study the cell activities, for they not only make up the human form but the cosmic whole. And we will discuss how we can use them in exploring the cosmos.
323 私達は細胞の諸活動を学ぶことになるでしょう。何故なら彼らは人体をだけでなく、全宇宙を構成しているからです。そしてまた私達は如何にすれば宇宙探検にそれらを用いることが出来るかを論じたいと思います。



【解説】
本項で著者は改めて細胞の重要性を説いています。最近のiPS細胞等の研究で明らかになったように、一つ一つの細胞の可能性、潜在力は私達の想像を超えるものがあるようです。一つの細胞が人体あらゆる部位になり得ることが明らかになりつつあるように私には思われます。
その細胞は一つの受精卵から分化して生成されて来たもので、私達自身の創造の由来、源泉が一つ一つの細胞の中に含まれているということであり、細胞が分化する際には、これらの知見(情報)が次々に続く世代に引き継がれて行くということでしょう。
従って、私達が自身の由来、生命の源泉は他の場所に求める必要はなく、自身の身体の中に十二分に備わっているという訳です。一説には身体には60兆個もの細胞から成り立っていると言われております。その数量の膨大さは、国家予算を1円玉で積み重ねたらどのくらいになるかを考えれば良く分かります。このように私達は豊富な環境の下に日々暮らしているのであり、それら一つ一つの細胞と親しんで、知識を得るよう、内なる声に耳を傾け、自身から学ぶ姿勢が求められているのです。


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