ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落321 [2018-01-05]


321 But there is one thing that God never takes away - the consciousness which the sense mind failed to recognize. For it is the Cosmic Intelligence back of all creation.
321 しかし、神が取り去らないものが一つあります。それは感覚心が存在を認めることが出来なかった「意識」です。何故ならそれは全ての創造物の背後にある宇宙的英知であるからです。




【解説】
この命が尽きることがあっても、私達がその拠り所とすべき存在である"意識"は離れることなく永遠に存在し続けるということです。この世(惑星)が散り散りになっても意識は永続するという訳です。即ち宇宙空間にくまなく充満し、創造主の意向を仲介している存在とも言えるかも知れません。
従って意識の中にはあらゆる出来事、あらゆる知見が記憶されており、その知識は全創造物の活動の全てが収まっている巨大な図書館のようなものかも知れません。その意識と少しでも融合出来れば莫大な知見を得ることも出来ることでしょう。
しかし、一方では意識は人間の心に左右されることはないことも重要な点です。もし左右されることがあれば、その影響は全宇宙に及ぶこととなり、宇宙法則自体が不安定なものとなってしまうからです。
私達が意識と融合したいと願う為には、これら意識の基本的な性質をよく理解することが必要で、困った時のお願いでは意識と波長を合わせることは出来ません。より静かで透明な心境の下で、心身を貫く宇宙を理解したいとする気持で接する必要があると考えています。


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