ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落320 [2017-12-28]


320 But to have this great reward we must remodel our present house and admit the Father of us all into it. Then we as His children obey Him. Knowing He is all knowledge - our consciousness through eternity. For nothing, not even this present house we call our body, or the many planets in the cosmic system, belong to the sense man. He may claim them for the time being through his ignorance and separation from his Father, yet all of these things can be taken away from him and man cannot prevent this from happening. This proves that man owns nothing. He only fools himself when he claims ownership, and satisfies his ego for the moment.
320 しかし、この大きな報酬を得るには、私達は現在の家を改装し、その中に私達全員の父が入るのを認めなければなりません。その後は私達は父の子供達として父に従うだけです。父が全ての知識であり、永遠を通じて私達の意識であることを知っているからです。何故なら、私達が何一つ、自分達の身体と呼ぶ現在の家ですら、また宇宙世界の多くの惑星であっても、感覚人に属するものはありません。感覚人はその無知と自らの父から分離している為に、つかの間、自分のものだと主張するかも知れませんが、これらの全てはその者から取り上げられ、人はこれが起るのを妨げることは出来ません。これのことは人は何一つ所有していないことを証明しています。彼は自分が所有権を主張する時、自分自身を騙し、つかの間自分のエゴを満足させているに過ぎないのです。




【解説】
結局、私達自身が所有するものは何も無く、全ては授けられたもの、私達に供し与えられたものであることが分かります。つまり、私達が生きている間は自由に使って良いとされている訳で、私達自身の命もそれに含まれると言えるのかも知れません。
これまで私達は自分の好き勝手に周囲の物質や仲間までも支配しようとして来ましたが、それもその生命が危ぶまれる状況になると改めてその限界に気付くと言えるでしょう。私達は自身の生涯をどのように過ごすのか、その環境を授けた創造主の意向に沿った生き方をしているのか、最終的に人生をお返しする際には、厳密に問われることになるのではないでしょうか。
本項では先ず、私達自身が自分の肉体をも含めて、創造主から直接与えられたものであり、全ての知識の源泉はその贈り主に由来すると説かれています。自らのエゴから創造主へ生きる支えを転換し、私達の内側に創造主をお迎えしなければならないのです。


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