ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落318 [2017-12-26]


318 Many mystics have employed stimulants of various kinds to promote the knowledge of the unknown. But this is temporary, and many times only a hallucination or a reflection of their desires. This of course is unnatural and does not lead to beneficial knowledge of oneself. And only by knowing and following the natural laws can lasting knowledge be obtained. That is why the words of wisdom, "man know thyself and you shall know all things," have come down through the ages. And are just as true today as when spoken. And if we live these lessons, instead of stumbling in the dark as so many have done, we can go direct to the library of the Cosmos, the house of knowledge, directed by consciousness.
318 多くの神秘主義者は未知の知識を増進しようと様々な興奮剤を採用して来ました。しかし、これは一時的であり、多くの場合は幻覚体験、もしくは彼らの願いの反射でしかありません。これはもちろん、不自然であり、自身の有益な知識に導くものではありません。そして自然の諸法則を知り、従うことによってのみ、永続する知識が得られるのです。それが「人は汝自身を知る、そうすれば全ての物事が分かるはずだ」という知恵の言葉が何世代も通じて伝えられて来た理由です。そしてそれは、その言葉が話された時と全く同様に今日でも真実なのです。そして多くの者がそうであるように暗闇の中でつまづく代わりに、私達がこれらの教科に沿って生きていれば、私達は意識によって指揮された宇宙図書館、知識の家に直接行くことが出来るのです。



【解説】
この分野の進展具合については、随分と大きな個人差があり、私達は自分の進歩について他人と比較することは有益ではありません。その人の前世からのつながりや今世における環境、その人の素質等により大きく異なると思うからです。
本項では無理に神秘的知識・技能を得ようとすることへの警鐘を鳴らしています。即ち、”超能力者”が常にその能力を発現する為や、他人の注目を集める為に本来の道を外れて薬剤その他を用いることを固く戒めているのです。
一方、私達は自身が宇宙から愛され生かされていることは、毎日のご自身の身体を見れば明らかですし、本講座ではご自身の肉体細胞の中に宇宙的知性が宿っていることが説かれています。毎日をその真の自分と対話しながら、少しずつ学んで行くことがはるかに重要であることを説いているのです。


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