ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落312 [2017-12-18]


312 All faiths and religions were originally founded on what we call the occult or supernatural. For the supernatural is nothing more than the cause back of all creation - The consciousness that we call God. And while mystery has been created through lack of understanding, in reality there is no mystery. For that which can be known ceases to be a mystery. And the space brothers know that it can be known by using the right approach. They have proven this to some degree.
312 全ての信仰や宗教は元々はいわゆるオカルト(訳注:神秘的なもの)或いは超自然的なものに基礎を置いて来ました。しかし、そこでの超自然的なものとは全ての創造の背後にある因、私達が神と呼ぶ意識であることに過ぎません。そして理解の不足に起因して神秘が造り上げられる一方で、現実にはどこにも神秘はありません。何故なら、理解し得るものは神秘では無くなるからです。そして宇宙兄弟達は正しい取組によってそれが理解するようになることを知っています。彼らはこのことを自身で幾分か立証して来たからです。



【解説】
宗教の始まりは一般の人々が奇跡と思われる事象に由来すると著者は説いています。つまり通常人では分からない遠隔地の出来事を知覚したり、未来を予見し、また相手の将来を見せたりすることで、人々がその人物に注目するということでしょう。その人物が神秘的な源泉と繋がっていると考え、その人物を信奉するというものです。
しかし、これらはいずれも意識の働きを理解し実践力が身に付ければ、誰でも実現可能な能力とも言える訳で、私達はこの基本原理を学び、自分自身を開拓することが出来るのです。
そういう面では、これらいわゆる超常現象と称されるものも、ごく普通の現象と理解し、意識の働きの中で理解することが重要です。神秘として追いやっては永久に神秘のままになってしまいます。私達は無言の知性とも言える宇宙意識から多くを学ぶ必要があり、その為にも自分自身の内側にある意識の存在に親しむ必要があるのです。



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