ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落311 [2017-12-15]


311 A cosmic man is all inclusive, he does not go anywhere for he is everywhere. And your cosmic counterpart will take you on a journey through the household, from room to room, act to act, so that you may understand your inheritance and thereby become one with the whole.
311 宇宙的人間は全てを包含しています。彼は何処にも行くことはありません。何故なら彼は何処にもいるからです。そして貴方の中の宇宙側の相棒は貴方を部屋から部屋に、行動から行動へとその家庭の中を連れ歩くことでしょう。そのようにすることで貴方は自身が受け継いでいるものを理解し、それによって全体と一つになるのです。




【解説】
私達が親しもうとしている「意識」とは宇宙全域に本来、広がっているもので、それ故にそれに従った私達はあらゆる場所に瞬時に移動し、距離は意味を成さないということです。土星旅行記に記述されている土星の宇宙船はその原理を用いた高度な推進力を備えたものであり、既に他惑星社会はこうした高次な進化段階にあるということでしょう。
一方の私達は本項で著者が語る内容もおぼつかないような段階で、まだまだ前途は遠いと言わなければなりません。しかし、日々の積み重ねが重要であることに変わりなく、無限の時間を前に毎日少しずつでも前進することが重要です。
さて本項に述べられているように、私達が親しくしていたい「意識」は、そうした宇宙全体とも直結、一体となっていることを覚えて置く必要がある訳で、その意識を知覚することは即ち、私達が宇宙的になることを意味しています。


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