ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落307 [2017-12-11]


307 One should not question what the consciousness has to reveal before the full revelation comes. And you should fear nothing - for that could cause you to lose the sequence of the lesson. For as we know the mind has been accustomed to fear that which it does not understand, and reject that which is unpleasant, due to the wrong teachings it has been subjected to. But we know that every manifestation fits into every other one, it must be so in order for the Cosmos to be complete. And when this is understood by the mind a beautiful unfoldment will come, each part of the puzzle falling into place to make a complete picture. And it will not reject anything.
307 完全な啓示が来る前に意識が明らかにしようとしていることに疑問を差し挟まないようにしなければなりません。また何物も恐れてはなりません。レッスンの一連の流れを失うことになるからです。私達がよく知っているように、心はこれまで服従させられて来た過った教えのせいで、理解しないものを恐れ、不愉快なものを拒絶することに馴れさせられて来ました。しかし、私達はあらゆる現れが他のもの一つ一つと調和することを知っていますので、それもまた宇宙にとって完全なものになる為には必要であるに違いないのです。そしてこのことを心が理解するや、美しい展開が明らかにされ、ジグソーパズルの各々の一片は完全な絵を作り上げる為の場所に収まることでしょう。そしてそれは何物をも拒絶することはないのです。



【解説】
本項は、私達がこれから直面する事柄、或いは感受する印象について素直に受け入れ、決して恐れたり或いは先回りしてより多くを知ろうとしてはならないこと、全体像が判明するまで辛抱強く見守ることの大切さを説いています。
多くの私達は先々の物事に不安を、また過去の失敗を悔やむことによって、生きている現在に関心を払うことがありません。実は時々刻々新たな印象・アイデアが注ぎ込まれ、私達の肉体西郷はそれに呼応しているのでしょうが、肝心の心は無頓着な状況です。
しかし、これでは生命本来の活動は活かされません。現在どのような印象が湧き起こっているかに鋭敏になり、それらが示唆するイメージを把握するよう、観察力、理解力を高める必要があるのです。また、今を生きると一口に言っても、それは心主体で勝手な生き方で良いとする訳ではなく、いわば創造主を源泉として湧き起こるインスピレーションに私達を完全同期させ、その表現者として生きることが求められているのです。


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