ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落279 [2017-10-30]


279 We know that animals do not talk our language, yet the one who trains them to do the things that they do must have full confidence in himself as well as the animal. The trainer knows that the animal will do what he commands and this is done through a feeling of his expression. In other words they feel each other. And what can be done by a trainer with an animal can be done by you with any form, providing you have the same feeling that the trainer has towards the animals. Once you develop this part of you, you can be sure that you are making the blend with cosmic consciousness, without limitations or divisions of any nature for you are dealing in the Cosmic Sea Of Life. Intelligently you are the master over the elements. This is your birthright for the Bible says that man was given dominion over all things including death, for then man is born into a new life. But you cannot have these things without practice, and practice means living them daily as much as you can.
279 私達は動物達が私達の言語を話さないことは知っていますが、それでも動物をすべきことをするように訓練する者はその動物にと同様に自分自身にも最大限の確信を持たねばなりません。訓練士は自分が命じる事柄をその動物が行うようになることを知っていますし、これは訓練士の表現する際の印象を通じて行われます。言い換えれば、彼らは互いに感じ合えるのです。そして動物に対する訓練士によって為され得ることは、貴方が訓練士が動物達に抱くのと同じ印象を持つならば、貴方は如何なる形在るものに対しても全く同じことができるのです。一度、貴方が貴方のこの部分を発達させれば、貴方は何らの制限や何らの仕切りも無く宇宙意識と融合し始めていることを確信できるでしょう。何故なら貴方は宇宙の生命の海の中を取扱っているからです。知性的に貴方は各元素に対する主人です。これは貴方の生まれながらの権利です。何故なら聖書は人は死をも含む全ての物事に対する支配権を与えられていると述べているからですし、そうなれば人は新しい人生に生まれることになります。しかし、貴方はこれらの事を練習無くしては得ることは出来ませんし、練習とは貴方が力の限りそれらを毎日の生活に活かすことを意味しています。




【解説】
人間と動物との間の意思疎通は、イルカやその他の動物の調教の場面に表現されていますが、その訓練の場面では調教師は対象の動物とどのように向き合っているのかを本項は解説しています。
また、それと同様に私達人間はその他の対象物に対しても自らの意思を印象レベルの意識と融合させることで、相手に伝え、また相手と意思疎通を果たしながら協力を得られるということです。人間にはそのような能力が与えられているということでしょう。
もちろん、それらの能力は本来の目的に沿って発揮されるべきもので、そうする中で人間は万物の最上位に位置を占めることが出来る訳です。
また、これらのいわば支配力(dominion)は更に高次な領域にまで広がっており、肉体の死をも超越するものであることを本文で示唆しています。日々の精進・訓練を通じて私達は本来の能力を発揮し、天賦の地位を占めることが出来ると本項は説いています。


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